Friday, 22 February 2013

3月11日、Londonの「福島を忘れない」イベントに、向けて。



このブログは、英語圏へ、向けての発信なのですが、このビデオを見て、つい、書いてしまいました。 最近、日本からの読者も増えてきたので、動画(日本語)とともに、ぜひ、読んでみてください。
既に、3人の子供たちの甲状腺がんのニュースが伝えられています。 そして、あと、7人の子供たちも、同じ運命を、背負うことになるでしょう。 甲状腺がんは死ぬことにならないからと、被爆を、軽視する発言を、耳にすることがあります。最近のNHKスペシャル(消えたヨウ素131を追う)で も、述べられていました。 政治的な理由で、甲状腺がんの手術をし、一生、ホルモン剤を服用し続けなければならなくなる、子供の心の痛手は、本当に、大き いと思います。国は、42億円の核融合の研究投資も含めて、多額の復興予算を、被災地以外に使っている割には、子供を、避難させるお金がないなど、よく、 言えるものだと思います。 Speediの情報もあったのだし、ヨード剤を、飲ませること、そして、事故後、子供と女性を、福島圏外に避難させていれば、このような事態は防げたはずです。 
風 評被害、経済復興の話題を大々的に取り上げる主要メデイア、被爆のことが、とりあげられないからといって、危険がなくなったわけではありません。 事故か ら、もうすぐ、2年。 汚染地域に、残らざる終えず、被爆し続けている人たちにとっては、とても、重く、長い月日。 そして、これからも、長い戦いの毎 日。 広島、長崎に、原爆が投下された当時は、被爆のことなど、みな、何も知らなかった。 でも、今は、違う。 ネットを、みれば、ありとあらゆる情報が 手に入る時代。 にもかかわらず、原発ムラに、都合のいい、IAEAWHOUNISEFの 間違った、見解を、国際的基準と称して、適用し、公然と、被爆させ続け、いまだに、安心といい続けながら、甲状腺がんが、現れてきても、チェルノビルで は、3年から、5年後だから、事故とは、関係ないという理由で、否定続ける国。 きちんと、勉強してほしい。 そんなこと、許されてはいけないはず。  チェルノビルでも、事故の翌年から、甲状腺がんが現れてきているし、3年から、5年というのは、ピークの時期のことをさすのみです。  そして、世界の原 発を保有する国々に、原発事故が起きても、大丈夫という間違った印象を、IAEAと一緒になっ て、主要マスコミを通して、宣伝させ、新しい原発の建設を促 しています。 特に、アジア、中東、アフリカにも、原発を輸出させようとしています。 日米共同で、モンゴルに核のごみを押し付け、まだ、はっきり、決 まってもいないのに、 ベトナムには、核のごみは、日本が抱えるなどという条件付で、契約を結んでいます。 どこまで、行けば、命の大切さに、気がつくの でしょうか。
チェ ルノビル事故により、70%の死の灰が飛んできて、汚染した地域、ベラルーシ共和国。 被爆した子供たちを、19年間助けてきた、野呂美加さんから、聞い た話ですが、子供の病気が発症したことによって、作られた汚染マップがあるそうです。 ある日、突然、子供たちが、教室の黒板の字が見えなくなって、学校 が、政府に連絡し、専門家を、呼び、汚染濃度を測らせ、その結果、その村は、廃村にせざる終えなくなった例。 こういうふうに、日本も、汚染図を、作りた いと思いますか? 少しでも、子供の被爆量を、軽減させるために、今からでも、たくさん、できることが、あります。 保養にだすことや、福島県から、安全 な地域に、避難したい家族を助ける経済援助、福島の子供を、集団疎開させること、そして、疎開や避難してきた子供たちに対しての差別のない暖かい理解と、 他の地域に住んでいる子供たちのへの被爆に対しての正しい教育等。。。 被爆で苦しむこどもたちの将来は、私たち、大人の手にかかっています。 
そ れから、世界のどこでも、みな、核のごみ処理の解決策がないまま、原発を稼動させています。 日本に限らず、世界の原発を保有している国々に、住んでい らっしゃる かたがたへ、放射能汚染がれきや核のごみが要らないなら、原発も要らないと、ぜひ、声高く、脱原発運動にかかわっていただければと、願っています。

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